・なかなか改善されない痛みがある
・痛くなったり良くなったりを繰り返している
・夜寝る前になると、何故か痛くなる
・ある仕事になると、何故か痛くなる
・あの人の前になると、何故か痛くなる
・ちゃんとケアをしたのにもかかわらず、痛くなる
・身体を休めても痛くなる
・仕事から帰って落ち着いた途端に痛くなる
もしも、いまこういうことを一つでも感じているのなら
あなたのその痛みは“潜在意識”がしている可能性があります。
潜在意識と顕在意識
潜在意識は、自覚できない意識のことで、記憶や感情、直感、想像力などを司っています。一方、私たちが自覚できる意識のことを顕在意識といい、理論的思考や理性、意志・決断力を制御します。
潜在意識は、顕在意識3%~10%に対して90%~97%と意識の大部分を占めていて、意識の強さは顕在意識よりも潜在意識が勝ります。
ですから、顕在意識化で特に問題がなくても、潜在意識の中に痛みに関わるものがインプットされていたりすると、潜在意識が強く勝るわけですから、痛みとして感じることがあるのです。
もし現れている痛みが顕在意識に関連するものであれば、原因は明確ですから、治療や対処は比較的容易です。
例えば、力仕事をして翌日に筋肉痛が起きるような場合や、運動不足なのに無理な運動をして疲労感が出る場合など、対処法はわかりやすいですよね。
しかし、潜在意識によって引き起こされる痛みは、原因がわからないことがあります。なぜなら、潜在意識は無意識の領域で動いているため、特定するのが難しいのです。
では、その原因が分からない痛みをどうしたら良いのか、これから2つの方法をお伝えしていきます。
自分の中で押さえつけている感情は何か
あなたにもこのような経験が少なからずあるのではないでしょうか。
とある緊張する場面、代表で前に出て発表するような場面であったり、何かの試験当日の緊張感、あまりにも緊張しすぎて、お腹痛くなったこと。
それから、毎日のように上司から嫌というほど、あれこれ言われて、仕事で困っているときに、頭のこめかみ辺りが痛くなったりすること、ありませんか?
これらは、別にお腹やこめかみの辺りにある筋肉や靭帯に傷が付いていているわけではないのです。潜在意識の感情というところから紐づいて出てきた痛みになるのです。
衝撃的な感情であったり、感情が長期間続いたりすると、身体に痛みとして現れるのです。
そして、昔の経験で、衝撃的な感情を引き起こした出来事があるという「記憶」があるという場合にも反応します。
感情・記憶⇔脳⇔身体(各それぞれ)
このように人間は、潜在意識の感情や記憶という部分から痛みを出すということが科学的にも証明されていて「どんな感情が、身体のどこに痛みを出すのか」というのについても研究が進んできているのです。
1.自分の内面に目を向ける
そもそも痛みは、私たちに危険を知らせてくれる大切な警報装置なのです。
私たちに知らせたい事があるからこと、痛みを発して教えてくれているのです。
そんな痛みは、潜在意識からのメッセージがたくさん込められているのです。
「この痛みは、自分に何を意味しているのだろうか?」
と自分に聞いてみてください。
一回では無理でも、何度も繰り返し聞いてみてください。
コツは、思考で考えるのではなく、なんとなくの直感です。
そうすると、自分必要だった感情は何だったのか、なんとなくわかってきます。
2.感情を解放させる
問題の感情が何なのかが、なんとなく分かったら、あとは感情を解放させていきます。
感情は問題とは言いましたが、実はその感情は、自分を守るための防御反応として出てきた感情であって、悪いものではありません。
ですから、まずは感情を承認することで解放していきます。
「これまで〇〇〇の感情を持つことにより、何を得ようとしたのか?」
と自分に聞いてみてください。
一回ではなく、何度も繰り返し聞いてみてください。
大事なポイントは、得るものは「肯定的な言葉」であることです。
その肯定的な目的を十分に承認し、肯定的な目的に感謝しましょう。
感情を解放できていると痛みもなく、気持ちはすごい楽になりますよ。