このままでいいのかな?って感じることってありますよね。

日常は特に問題なく過ごしているけれど、心の奥底ではいつもふとした疑問が湧いてくる。自分の人生、このままでいいのだろうか?って。

このように感じたことがあるのではないでしょうか。

ここでは、あなたが「このままでいいのか」と感じる原因とその疑問を解決する方法をご紹介していきます。

このままでいいのかと感じる原因

 

1.普通の日々を送っている

社会や文化、教育などのシステムによって、私たちは「常識」や「普通」という枠にはまり、他の人々と同じように育ってきます。

この過程で、自分の心や魂を奪われることになるかもしれません。

なぜなら、システムに従順であり、周囲と同じように適応して成長することが求められるからです。

その結果、自分の本来の信念や考え方を見失ってしまう可能性があります。

子供の頃から大人たちによって押し付けられた「常識」や「普通」に縛られ、自分自身が本当にそう思うのかどうかを見極めることが難しくなることもあるでしょう。

自分が本当に求める人生や目標は何か、自分が本来持っている価値観や信念とは何かを見つめ直すことが重要です。

2.外部からの影響

自己評価や幸福感は、他者との比較によって形成されることがあります。
他者と比較して、自分の達成や成功、外見、社会的地位などに満足感を得られない場合、自分の人生や選択に疑問を抱くことになります。

SNSや社会的な集団において、他者の成功や幸福が強調される状況では、自分とのギャップを感じやすくなり、不満や焦りを生むことがあります。

また親、友人、恋人、同僚など、身近な人間関係は自己の考えや行動に大きな影響を与えます。
他者の期待や意見に従いすぎて、自分の本当の欲求や価値観を見失うことがあります。

毒親や支配的な関係、否定的な友人など、健全な関係でない場合、自己肯定感や自信を失うことがあり、それが人生全体に対する疑問を引き起こすこともあります。

これらの外部からの影響は、自己の成長や幸福感にポジティブな影響を与える場合もありますが、適切なバランスや自己の内面との調和が必要です。自分自身の価値観や欲求を見極め、他者からの影響に左右され過ぎないようにすることが重要です。

このままでいいのか?と思うことは、自分を見つめ直す機会である

 

これまでに、「このままでいいのか」と感じる原因を述べてきましたが、将来に不安を感じること自体は悪いことではありません。

坦々と日常を送れていても、心のどこかに何か、大事な何かをしないでいるのではないでしょうか。

もし、そのような気持ちが続いているならば、それは「本当は変わりたい」というサインかもしれません。

「このままでいいのか」という気持ちは、自分にとって重要なメッセージを伝えようとしていることが多いです。

ですから、今が自分の心を見つめ直す良い機会かもしれません。

「このままでいいのか」という疑問と不安を解決する方法

1.魂を知る

魂とは、単に物質的な存在だけではなく、私たちの生き方や存在意義を超えた深い部分を指します。

多くの人々が魂と聞くと、オカルトやスピリチュアルなものと結びつける傾向がありますが、それは誤解です。

魂はただ生きる方法を示すものではなく、どう生きるかという本質的な問いを探求し、自分の核心から生きる指針を持つことを意味します。

魂は、人生に訪れる試練や困難を含めて全てを受け入れ、自分の願いや目標に向かって進む力をもたらします。それを「意志力」とも呼びます。

それは単なる精神的な存在だけではなく、私たちの内面にある真の自己を表すものとも言えます。つまり、魂は物質的な側面だけでなく、精神的、感情的な側面も含めた私たちの全体性を表す概念として捉えることができます。

この今自分が本当に大切だと思うもの、内なる声、本質的なものの価値観を知ることは、充実感のある人生を送ることができるヒントになります。

1-1 本質的なものの価値観とは?

もう少し魂のことに理解を深めていくと良いかもしれません。

魂の本質的な性質として以下にそれぞれの具体的な例を挙げて説明します。

1-1-1誠実であること

他者との約束や関係に対する誠実さ、約束したことを守ることや、他者に対して正直であることが含まれます。例えば、友人や家族との約束を守ことは誠実の表れです。

また自己との誠実さにおいても大事です。自分の信念や価値観に忠実であり続けることも誠実さの一部です。自分自身と向き合い、自分が本当に求めるものや成すべきことに真摯に取り組むことが含まれます。

1-1-2感謝の気持ち

日常の小さな幸せへの感謝、食事や家族との時間、自然の美しさなど、日常の中で感じる幸せや恵みに感謝することが重要です。

そして、他者への感謝についても大事です。恩人や支えてくれる人への感謝の気持ちを表すことです。感謝の言葉や行動を通じて、他者との絆を深めることができます。

1-1-3平和であること

自分自身との調和や心の安定が内面の平和です。マインドフルネスや瞑想などを通じて内面の平和を保つ忍耐が含まれます。

また対立や衝突を避け、他者と協力をし合いながら平和な関係を築くことも重要です。例えば、コミュニケーションを通じて誤解を解き、共通の理解や利益を追求することが挙げられます。

2.創造力を働かせる

これまでに述べてきたように、魂には「誠実であること」、「感謝の気持ち」、「平和であること」という性質があります。この性質に合わせた生き方をしていると魂に力が湧いてきます。

しかしながら、その魂にある力だけでは意味がありません。

なぜなら人間は肉体を持ち、物質的な制約があるため、「創造力」も必要だからです。

2-1 創造力を活かす行動

創造力を活かすには、「行動」することが不可欠です。魂の性質である「誠実さ」「感謝の気持ち」「平和さ」を実践する行動こそが、自然であり、本来の自分であり、自分の人生や目標、価値観や信念を見つける鍵となります。

それぞれがそれぞれの場面でこれらの性質を表現することが、本当に求めているものを見つける第一歩なのです。

2-1-1理想の自分を思い描く

理想の自分を思い描くことは、自分の目標や望む未来像を明確にする第一歩です。具体的な目標や望む姿をイメージすることで、その実現に向けて行動する意欲が高まります。

同時に、自分の心を明るく朗らかにする理想像を描くことで、行動や選択に一貫性を持たせることができます。これによって、自己の意識と行動の方向性が一致しやすくなります。

2-1-2身の回りの大切なものについて考えてみる

身の回りの大切なものについて考えることは、自己理解や幸福感を深める上で重要です。

家族や友人、愛するペット、大切な物品、趣味や興味、健康や安全など、大切なものは人それぞれ異なります。自分にとって何が本当に大切なのかをゆっくりと考えて見つけましょう。その際には、物質的なものだけでなく、感情的なつながりや精神的な安定なども含まれます。

もし見つけることができたら、なぜ大切なのかを考え、感謝をしていきましょう。

大切なものに対する感謝の気持ちを持つことは、幸せを感じる一因となります。日常の中でその大切なものについて意識し、感謝の言葉や行動を積極的に示しましょう。感謝の気持ちを持つことで、自然と幸せや満足感を感じることができます。

そして、大切なものに対して自分ができることを考えることも大切です。

家族や友人ならば、コミュニケーションを大切にしたり、支援や助けを提供したりします。物品ならば、大切に保管したり、活用したりします。健康ならば、適切な生活習慣やケアを心掛けます。自分のできる範囲で、それぞれの大切なものに対して積極的に関わりましょう。

2-1-3優しさや思いやりを持つ

優しさや思いやりを持つことは、愛のある行動とも言えます。他者や自然、そして自己を尊重し、思いやりを持ちます。他者を受け入れ、理解し、支援することが愛の表れです。もちろん自分自身を愛することも含まれます。

自己肯定感や自己受容を育むことで、他者にもより良い関係を築くことができます。