本当の自分を出せている人=ブレない生き方をしている人とも言えるかもしれません。
自分の軸を持ち、自分らしく生きている人は、魅力的ですね。
自分の目指す方向を見つけ、それに向かって進んでいく姿勢に憧れる人も多いでしょう。そういった生き方に憧れませんか?
僕自身も、比較的自分らしさを保ってきたつもりですが、人生の中で自分は何がしたいのか分からなくなるような場面がいくつもありました。しかし、今では自分のやりたいことに向かって進んでいると感じています。
自分を見失いブレてしまった僕が、いかにしてブレない生き方を手にすることができたのか。
ここでは、心と身体の使い方の知識と技術を交えながら、まず初めに自分を見失った時の特徴とお話しし、そして本当の自分を取り戻すために必要な方法をお伝えしていきます。
自分を見失う人の特徴
自分自身を見失うということはどういう状態だろうか、それは自分自身が何がしたいのか、自分自身がどういう存在であるかといったアイデンティティーの喪失ということも言えるでしょう。
自分は本当はこういう様に生きたいと思っていても、でも周りにどう思われるか気にして、普通だと思われる様な振る舞いや、格好をして、本来の自分ではない仮面を被ったもう一人の自分で生きてしまっている。それが自分だと思って生きてしまっているのです。
自分自身を見失う原因には何があるでしょうか?
前述しましたが、周囲の評価や他人の好意を得ようとする気持ち、そして嫌われたくないという気持ちが、自己評価の低さや否定的な自己イメージにつながる可能性があります。
僕自身も、自分の行動や考え方を否定されることがあり、そのたびに自分を責めてしまいました。次第に、自分はダメな人間だという考えが強くなっていきました。
自分らしい生き方を模索しても、心無い言葉を浴びせられることが続くと、気持ちが折れることもありますね。
本当の自分を取り戻すために必要なこと
ネガティブな人とは距離を置き、ポジティブな人と付き合う
自分自身を見失わないためには、ポジティブな人と交流することが大切です。
人生においてポジティブな人というとは、一緒にいて楽しくなります。
ポジティブな心の持った人は、あなたのことや人生や仕事など、良いところばかりに目を向けることができます。
人は同じタイプの人と集まりがちです。そして、一緒にいる時間が長くなると、無意識のうちに相手を模倣し、考え方や行動が似てきます。
つまり、もし、周囲にネガティブなことを言う人が多い場合、知らず知らずのうちに自分のセルフイメージを下げてしまっていることもあるのです・・・。
自分自身を見失わないためには、ポジティブな人との交流を増やし、自分の理想に近い人と時間を過ごすことが重要です。そうすると、ポジティブな考え方が当たり前になり、自己評価が上がっていくでしょう。
思い出の力を使う
初めて見るものに対する純粋な驚きや、新しいことを学ぼうとする好奇心、制限のない創造力、そして未知の世界への探求心など、これらは誰もが子供の頃に持っていたものです。
美しいものは美しいとし、 珍しいものは珍しいとし、 嫌いなものは嫌いとし、 好きなものは好きとします。
たとえば、美しい絵を見たとき、子供ならば単純に「綺麗だなあ」とその美しさに感動するでしょう。
では、子どもが大人になり、子ども心をなくしてしまったなら、その心は二度と戻らないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
大人は誰しもが昔は子どもだったのです。
大人の中には子ども頃の輝きが残っています。
思い出の力を借りましょう。
小さかった頃に好きだった遊びや興味のあったもの、その時の幸せで楽しい思い出を思い出してみるとその時の輝きが甦ってきます。
実際にその時に遊んだものをもう一度触れてみるのも良いかもしれません。
当時よく読んでいたマンガを読み返してみたり、そんなのでも構いません。
そういう純粋な感性があれば、きっと自分らしく生きていくこともできることでしょう。