皆さんの中に花粉症の方はいますか?花粉が飛ぶ時期になると、鼻がムズムズしたり、かゆくなったり、くしゃみが出たり、鼻をかむ回数が増えたりして、ティッシュが手放せなくなることがあります。
さらに、長年糖尿病でお悩みの方や、薬を服用してコントロールしているけれども、将来的にはインスリン注射や人工透析が必要になるかもしれないと心配している方もいるかと思います。
また、関節リウマチや蕁麻疹、癌などの症状にお悩みの方もいますよね。
これらの症状を改善する方法を精神的な部分でお伝えしてきます。
私は◯◯◯です。
まず、あなたに質問します。
あなたは、何ですか?
「私は・・・です。」
さぁどんな答えが出てきましたか?
「私は人間です。」
これは間違いないと思います。
「私は男です。」
これも・・・男性であれば、間違いないと思います。
「そうです、私が変なおじさんです。」
これは・・もうしそうだったら、面白い(笑)
このように「私は・・・です」というように、自分をどのように『認識』しているのか、まずはしっかり自分を確認してみてください。
多重人格症から読み解く
・・・とある多重人格症の方を目の前でみたときです。
そのとき本当に別人格がパッとパッと入れ替わるのです。 姿は変わらず、人格だけが変わっていくので、なんとも滑稽な状態なのです。
皆さんには、多重人格症というものが「ある」ということを前提に、これから先へ読み進めてください。
驚くべき事例として、糖尿病で入院していた多重人格症の方が、異なる人格のときには糖尿病の症状が現れ、別の人格になると糖尿病の兆候が全く見られないとの報告があります。
ある多重人格症の患者で、ある人格はアレルギーをもっていて、別の人格が出てくると、それが無くなるということなのです。
このことから、自分が何者かという自己認識が、免疫系に影響を与えることが分かります。
こんなこと、もしくはこんな人を見たことはありませんか?
- 子どもを持つようになり、急に母親らしく振る舞うようになった。
- 役職が昇進して、急に風格が増した。
- 職場を変えて、急に雰囲気が変わった。など
これらは、無意識のうちに自分をその役割に合わせて認識し直すことで、雰囲気や風格などの変化が現れるものです。
これらの環境の変化により、無意識レベルで変化が起こるのです。逆に、こうした環境の変化によって自己認識が変わり、花粉症や糖尿病になることも考えられます。
セルフイメージ(自己認識)
癌から回復した人々の治療法は様々です。研究データを見ると、標準的な医療や手術、化学療法、放射線治療で回復した人もいれば、鍼治療や食事療法、心理学的アプローチ、または宗教的な信念によって回復した人もいます。さまざまな方法がある中で、どれが本当に効果的だったのか考えたくなりますが、実は共通点があります。それは、回復した人々が自分が行っている治療法やアプローチが必ずうまくいくと信じていたことです。
「私は必ずうまくいくのです。」という自己認識を持つことで、癌とは無関係な新しい自分に変わっていったのです。
それでは、花粉症や糖尿病を抱えていない自分はどんな人なのでしょうか?セルフイメージ(自己認識)を新たな段階に引き上げてみましょう。環境の変化も意識して作ってみるのも良いかもしれません。
最後に、環境を変えることも大切ですが、何よりも自己認識を変えることが重要です。自己認識を変える環境を整えましょう。