【自分の回復力を知る】

あなたに、もし身体的、精神的に疲れが溜まっていて、とても辛い状態にあるとしたらどうでしょうか?

今そうでなくても、過去に一度はそういう時もあったかと思います。

もう何も考えたくない、そして動きたくない、そんな状態ですよね。


そして、その疲れって、なかなか取れないですよね。

そんな疲れから早く回復できたら良いな。そもそも、疲れないカラダであったら嬉しいな。そう思いますね。

実は、自分の回復の仕組みを理解することができれば、とても簡単に回復することができ、そして、疲れないカラダを手に入れることも可能なのです。

今回は、回復力をテーマにお送りします。

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回復力というのは、疲労している状態から、元の元気だったときの状態へ戻ることを言います。

どのように回復するのか、人によっても様々です。

ドラクエやファイナルファンタジーの回復魔法を知ってますか?


実は、人もドラクエやファイナルファンタジーの回復魔法のように『回復する方法』や『回復の変化』『回復する範囲』というのがあるのです(笑)

ドラクエやファイナルファンタジーを知らなかった人、ごめんなさい。

魔法ではありませんが(笑)それぞれの特徴とパターンがあるので説明していきます。

【回復する方法】

回復する方法には、大きく分けると2パターンあります。

内向型の人と外向型の人です。

それぞれのパターンの特徴をお伝えしながら、説明していきます。

内向型の人は、あまり感情を外に出しません。外部からの刺激を受けて、反応するまでに時間がかかります。 主に内向型の人は、話の内容を重視します。 内向型の人が、一人でいる時間や静かな場所をとれないでいると疲労が溜まってきます。 内向型の人の回復方法は、自分の中にある内面の部分、感情であったり、イメージ、アイデアといったところからエネルギーを得るカタチで回復します。

外向型の人は、顔の表情や身振り手振り、声のトーンなどを使って相手に反応します。主に外向型の人は、相手の言葉以外の反応や表情を重視します。 外向型の人は、誰とも接触しない一人でいる時間が多いと疲労が溜まっていきます。 外向型の人の回復方法は、自分以外の外に向かって、自分以外の人からエネルギーを得るカタチで回復します。

自分がどっちのパターンなのか、特徴をお伝えしましたので、あとは各パターンを照らし合わせて、自分はこっちかなぁ?と思ったら、そのパターンにふさわしい方法で回復することを実践してみてください。

【回復の変化】

次に回復する変化についてお話していきます。

大きく分けると3パターンあります。

同一性重視型、伸展重視型、相違重視型です。

それぞれのパターンの特徴をお伝えしながら、説明していきます。

同一性重視型の人は、とにかく変わらないでいることを好みます。常に同じであること、持続すことが得意です。変化は苦手、元気な状態なら元気なままを持続しますが、逆に辛い状態を持続して、なかなか良くならないということもあります。

伸展重視型の人は、徐々に変わることを好みます。調子が悪いとき、徐々に良くなろうと考え、時間をかけて回復しようとします。急激に良くなったりすることには反発し、逆にストレスを感じてしまいます。

相違重視型の人は、劇的に変わろうとすることを好みます。体調が良くなったり悪くなったり激しい変化を繰り返します。体調が悪くなってもすぐに良くなる人の多くはこのパターンですが、急に悪くなる人の多くもこのパターンです。

このように、回復の変化パターンはどれなのかを理解しておくと、次に説明する回復の範囲と併せて実践すると効果的です。

【回復する範囲】

実は、この回復する範囲が一番重要です。

この回復する範囲というのが、自分の中にある信念であったり価値観であったりするので、なかなか根強い部分でもあるのですが、ここは単純に回復の範囲が

・高いレベルで感じられている

・広い範囲で『健康』を感じられている

ということが重要であると捉えてください。

図のAさんの健康観は、低いレベルで推移し、範囲も他の人よりも狭いです。この場合は、回復する変化量も少なく、健康でい続けるのも難しいです。

図のBさんの健康観は、Aさんよりも高いレベルで推移し、範囲も広いです。この場合は、回復する変化量も多く、健康でい続けるには容易になります。

図のCさんの健康観は、Bさんよりも、さらに高いレベルで推移し、範囲もさらに広いです。このような健康観を持つと、疲れないカラダを手に入れているようなものです。

この健康観は、自身の健康に対する信念であったり価値観で決まるので、それらに問題がある場合は、信念や価値観を書き換える必要があります。

自分で書き換えるのであれば、覚悟と情熱が必要です。

今回は、回復力をテーマに様々なパターンをお伝えしてきました。